年の瀬なので2013年ベストを。

今年は本当に豊作! 特にアイドルポップブーム通過後(と言ってもAKBが年間チャート独占したりモーニング娘。の再ブレイクとかもありましたが……)のガールズポップやバンドシーンが面白くてクラブと同じくらいライブハウスに遊びに行ったりもしていた1年でした。

この流れを汲んで来年リリースが噂されている中ではアカシック、失敗しない生き方、Tam Tam(のメジャーデビュー作)、パブリック娘。、清浦夏実さんの4組が特に楽しみです。

年間ベストは多すぎる故にあえて少なく5枚ずつ選びました。

アルバム

住所不定無職 / GOLD FUTURE BASIC,

 他人に勧めたいという意味では今年ナンバーワン。能天気でポップネスが詰まっていてソウルフルでファンキーの上で跳ねる日本語。「IN DA GOLD,」の歌詞の中で引用元を次々挙げてる所がありますがあまりそういうのを意識しなくてもとにかく楽しくなれたりもするのでオススメです。

大森靖子 / 魔法が使えないなら死にたい

 偶然遊びに行ったライブにて対バンで見たのがきっかけでガーンと夢中になってしまったんですが、とにかく言葉で刺そうとする力。それはキャッチーな部分でもあり、きちんと2013年の今を切り取っていてそこにソウル、と言うかSEEDAやNORIKIYOのような魅力を感じました。

より洗練された2nd「絶対少女」、ポップになった来来来チームとの「ポイドル」も良かったですし来年3月の恵比寿リキッドルームでのライブ以降は最早○○っぽい、最近のシンガーソングライターブームが……、という枠を飛び出した存在になるかと。

やけのはら / sunny new life

 EVISBEATS「ゆれる feat. 田我流」に代表されるような「生活系」の曲、生活系ってのは時間ループ物語論からのサンプリングですが、日常のことを唄ってはいるけどそれは延々と繰り返されるような出来事ではなく、確固として(あるいはぼんやりとした)決意はポジティブな目標が底にはあってその成長や上昇をイメージさせるような状態を描画できるのってそれは都市の方向に寄せると古くはSMAPの6~8枚目くらいのアルバムだったりもうすこし喧騒から離れるとこのやけのはらさんのアルバムだったり。

 実は5月に代官山UNITで行われたこのアルバムのリリースパーティーでのやけのはらさんのライブを最前列で見ていたんですがその半年後にDJで共演できたのも2013年の自分の出来事としてアツかったなー、という思い出も込みで。

 あとヒップホップではJambo Lacquer「IRISHCREAM」、KREVA「SPACE」、環ROY「ラッキー」、5lack「5 sense」などをよく聴きました。

 

AI / MORIAGARO

 R&BはJASMINE「Complexxx」や為岡そのみ「フルコース」とか色々あったんですが、過剰に共感を呼びかけるわけでもひたすらEDMでブチ上げるわけでもなくそれらの要素がちょうどバランスが良く、かつタイトルの「MORIAGARO」という言葉のパワフルさが絶妙にマッチしている作品かなと。

坂本真綾 / シンガーソングライター

 今のアイドルブームに限らず、アイドル/アーティストなんて二項対立は結構前からありますが、このアルバムを聴いた時、アイドルが進む道の一つの終着点がこのアルバムのような形になればいいなと感じました。そういう意味でまさに「理想」のアルバム。

今年は他にも豊崎愛生「Love Letters」、花澤香菜「clarie」など声優のアルバムに良作が多かったです。

シングル

剛力彩芽 / 友達より大事な人

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 武井咲「恋スルキモチ」と同じく正しい女優ポップス。最早誰が唄っても大歓迎ですが今年は「あまちゃん」の他に忽那汐里さんがドラマ「泣くな、はらちゃん」で唄っていたところにグッときました。

わがままカレッジ / 可愛い子はだいたい彼氏がいる e.p.

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 「可愛い子にはだいたい彼氏がいる」ってネガティブで諦めに満ちた言葉なのにライブはなんでこんなにハッピーでポジティブで楽しさにあふれているんだと今年下北沢ERAで見たライブで感じました。

Juice=Juice / ロマンスの途中

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 もうとにかく圧倒的。

AFTERSCHOOL / Heaven

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 大沢伸一プロデュース & Random Access Memories以降のJ-POPとして。RIP SLYME「FLY」とかもそういうのに含まれるのかな?ともかくこの路線は良曲多しなので来年も期待です。

モルヒネ東京 / トウキョウナイト

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 上にも書いたけどとにかく今年は女性ボーカルのバンドやガールズバンドが元気な歳でした。シングルではモルヒネ東京を挙げましたが、アルバムでは上で挙げた住所不定無職の他にも赤い公園「公園デビュー」、tricot「THE」、オレスカバンド「Hot Number」、ロックというジャンルに広げるとシシド・カフカ「カフカナイズ」や後藤まりこ「m@u」などなど……全体的にとにかく女性の強さをJ-POP全体から感じた1年だったと思います。